昨日の夜中の夜中の夜中

空襲警報のように携帯が鳴り響き、着信したメールを見る。友人からだ。難波の味園でDJするから遊びに来てくださいとのこと。味園にイベントスペースがちらほら出来ていると噂には聞きつつ行ったことが無いので、無料ですとの一言で行くことに決定。自転車で金曜日の繁華街を、「おっぱい揉みます?お兄さん!」「NO。」「じゃあ、自転車の荷台乗って行っていいですか?それで、後ろから僕がお兄さんのおっぱい揉みます!」と、意味不明の風俗アプローチ。なぜ、私がお金を払って、男の人を自転車の荷台に乗せながらおっぱいを揉まれなければいけないのか。確実におちょくられているのをひしひしと感じつつ、自転車を疾走させる。それにしても、風俗無料案内所が多すぎる。風俗店そのものよりも数が多いのではないか。実体が無いものに案内は不要だし、先達手はあらまほしきことなり、風俗に思いを馳せつつ夜の街を自転車で走るのは気持ち良いって、インターのネットに書いたろう、と思っていたら、目的地に到着する。しかし、味園ビルと言っても大きいいため、どこから入れば会場に着くのか分からないので、ひとまず、コンビにでビールを買う。飲む。友人に電話。おもてまで出て来てくれるという。建物に向かって左のスロープを上がるのだそうで、忠告を聞かなければ、危うく、サウナで朝まで過ごすところだった。先達手はあらまほしきことなり。そのスロープを上がると、廊下の両脇にずらっとドアが並び、屋内スナック通りのような場所に出る。手前から二、三軒目のドアが開放されているところから、ズンドコズンドコ聞こえてくる。あ、アキラのズンドコ節だ〜って、それは隣のスナックで、まさしく我々が行こうとしているエルカンターレからはブレイクコアが聞こえてきたのであった。