親切&ファンキーなおっさんに出会った。

繁華街に自転車を止めて用事を済ませて帰ってくると、僕の自転車の左脇に寄りかかる一つの自転車。この自転車をどけなければ、僕は自転車に乗って帰ることが出来ないので必至に自転車を横に避けても中々立たないので、ふと見ると、この自転車は僕の自転車を支えにして立っていたのでした。すねばっかりかじってんと、はよ、自立せいと。四苦八苦していたら、うーうーと柳沢慎吾が、右に停めているバイクがサイレンを鳴らし始めた。ほんとに少し触れただけなのに、鳴る。何度も鳴る。高性能。そんな時「この自転車、スタンドがくさっとるわいな。」と背中で声がして、振り向くと、ファンキーなおっさんでした。「ちょう、持っといたろと思ったんやけどナ。あかんわ。」「もう、がーん前に突っ込んどいたれ。そうせな、立たんで。」と、ありがたい助言、頂戴いたしました。突っ込んでみると、自転車は見事に起立。「触らぬ神に祟りなし、やな。」と言うやいなや、右手をグッジョブ!ありがとうと言うと、「ほな!」おっさんこそ、グッジョブ!